【導入事例】顧客属性の可視化で新商品開発を加速。合同会社CircularThanksが挑む「データ×地域貢献」のLINE活用術

山形県を拠点に、規格外果実のアップサイクル事業「Sanbika -山美果-」や、地元企業へのデジタル支援を展開する合同会社CircularThanks。 LINE公式アカウントと拡張ツール「LIBOT」を導入し、これまで見えていなかった「顧客の声」をマーケティングに活かしています。

  • 顧客属性(年齢・性別・好み)を把握し、商品開発に活かしたい
  • LINE友だち数を増やし、効果的に集客したい
  • 業務効率を改善しながら、顧客一人ひとりの声を拾いたい
  • 回答フォーム(アンケート)機能で、友だち追加時に属性情報を自動収集
  • LINEXT管理画面での顧客情報の一元管理
  • アンケートデータを活用した新商品のマーケティング分析
  • 顧客属性の可視化に成功し、データに基づいた新商品開発が可能に
  • 導入2〜3ヶ月で業務効率の改善と、顧客の声の収集を両立
  • 友だち数増加に加え、マーケティングの精度が向上
目次

山形の果物に「新たな価値」を。CircularThanksの挑戦

山形県産の果物と蜂蜜を掛け合わせた「フルーツハニー」など、素材本来の美味しさを活かした自社ブランド「Sanbika -山美果-」を展開する合同会社CircularThanks。

「形が悪い」「サイズが揃わない」といった理由で市場に出回らない規格外の果物を農家から適正価格で買い取る同社の活動は、単なる物販ではなく、フードロス削減という社会課題への回答でもあります。

また、Z世代ならではの感性を活かした地元企業へのデジタル支援も行っており、地域の魅力を発信するハブとしての役割を担っています。

「誰が買っているか」の見える化

当初、同社ではLINE公式アカウントの運用にあたり、集客だけでなく「顧客管理」に大きな課題を感じていました。

合同会社CircularThanks 担当者様

「LINEの友だちを増やしたいというのはもちろんですが、一番は『顧客管理をしてみたい』という思いがありました。これまで、具体的にどのような属性(年齢層や好みなど)の方が興味を持ってくださっているのかを、詳細に把握しきれていなかったんです」

物販事業を拡大する上で、より深い顧客理解が必要不可欠だと考えていました。

顧客像を自動的に可視化

「誰が、どのような目的で商品を購入しているのか」という不透明さを解消するため、アンケート機能を導入しました。
具体的には、以下の3つのステップで「顧客の見える化」を実現しています。

STEP
STEP

1.友だち追加時の「ファーストアクション」をアンケートに

  • 年齢層、性別、居住地、好きな果物、購入の目的(自分用・ギフト用など)
  • 選択式にすることで、ユーザーが10秒程度で回答を終えられる設計

2. 回答データとLINEアカウントの「自動紐付け」

  • 管理画面を開くだけで、「30代女性・山形県在住・ギフト需要が高いユーザー」といった個人の属性が瞬時に判明します。
  • これにより、わざわざExcelなどに集計し直す手間がゼロになりました。

「これまでは、イベントやオンラインショップでの購入者の『顔』がなかなか見えませんでした。しかし、LINEでアンケートをとるようになってからは、『実は20代の若い世代もフードロスに関心を持って購入してくれている』といった、意外なニーズもデータとして把握できるようになったんです」

アンケート機能で「顧客の声」を自動で吸い上げる

そこで同社が活用したのが、「ヒアリング/アンケート」機能です。

これまで見えなかった顧客情報を、LINE上でのシンプルなアンケート回答によって収集。回答されたデータは即座に管理画面で確認できる体制を整えました。

合同会社CircularThanks 担当者様

「導入から2〜3ヶ月ほどで、徐々に効果を実感し始めました。特に、回答によって顧客属性が可視化されたことで、そのデータを新商品の開発や、次のマーケティング施策にダイレクトに反映できるようになったのが大きいですね」

単に友だちが増えるだけでなく、「顧客の声を拾いながら、業務効率を落とさない」仕組みが構築されました。

紹介キャンペーンで“自然に広がる”仕組みを構築

もう一つ、大きな成果につながったのが紹介キャンペーンです。拡張ツールLIBOTを利用し、紹介キャンペーンを行いました。

これは、ユーザーがLINE公式アカウントを友達に紹介し、友達がLINEを追加すると、特典がもらえるキャンペーンです。
加えて、誰が誰を紹介したかがわかるので、顧客管理にも役立ちます。

紹介特典の内容

紹介特典の内容は画像の通り3つ用意したそうです。

  • 1人紹介:商品ご購入時の無料配送
  • 3人紹介:フルーツハニー無料クーポンプレゼント(EC購入時)
  • 5人紹介:Sanbikaグッズプレゼント

これをきっかけに販売会に来てくる人も多いみたいです。

「正直、ここまで紹介が出るとは思ってなかったです。気づいたら3ヶ月で30件近く紹介が発生していて。しかも、紹介で来る方って、最初から信頼感があるんですよね」

実際、紹介経由の患者さんは定着率も高く、結果的に莫大な広告費をかけずに新規来院を増やすことにつながりました。

実店舗でのLINEの運用へ

現在、CircularThanksでは実店舗の開業も予定しています。

「今後は、これまでの運用で得たノウハウを活かし、店舗集客とLINE活用をさらに密接に連携させていきたい」と語る同社。地域密着型の物販と、デジタルな顧客管理の融合は、山形の農業に新たな光を当てようとしています。

まとめ

合同会社CircularThanksの事例は、LINEを単なる「配信ツール」としてではなく、「マーケティングの基盤」として活用した成功例です。

  1. アンケート機能でターゲットを明確にする
  2. 収集した声を新商品開発に活かす
  3. 顧客対応と管理をシステムで最適化する

小規模な事業体こそ、こうしたデータ活用が大きな武器になります。

法人名合同会社CircularThanks
所在地山形県米沢市
HPhttps://circularthanks.com

この事例では拡張ツール「LIBOT」を利用しました。
集客にお困りの方は、ぜひLIBOTの活用方法をチェックしてみてください。

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